山口市 整備へ 山口市は、授乳やおむつ替えなどができる「赤ちゃんの駅」を市役所の本庁と、市内全5カ所の総合支所に開設する。市は、市内の民間23施設を「赤ちゃんの駅」として登録し、昨年12月1日からPRしている。 本庁は、1階正面玄関そばに設ける。屋外に移転予定の喫煙スペースの壁などを改修し、新たにカーテンで仕切れる授乳用のソファ1脚、おむつ交換台2台を置く。必要があれば、ミルク用の湯もポットで沸かして提供する。 小郡、阿知須、秋穂、徳地、阿東の5総合支所も1階入り口付近の空き部屋や空きスペースを活用して整備していく。総費用は1200万円。本庁は3月末まで、総合支所は新年度前半の整備完了を目指す。民間施設と同じステッカーを掲示し、周知を図る。 市こども家庭課は、「さらに民間施設の登録の輪を広げる弾みにしたい」としている。(石井雄一) (2011.1.13)
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