「赤ちゃんの駅」35ヵ所 周南市認定 「準」施設も18ヵ所
周南市は、授乳やおむつ替えができる場所がある公共施設35カ所を「赤ちゃんの駅」に認定し、1日からPRを始めた。要望に応じて空き部屋を貸す18カ所も「(準)赤ちゃんの駅」に認定。来年3月までに駅の案内地図もつくり、2011年度からは民間事業所にも参加を呼び掛ける。 1日は、この日移転オープンした上迫町の子育て支援センター「わかやますくすくセンター」で認定式があった。約10組の保護者と乳幼児を前に、島津幸男市長が「どんどん利用してください」とアピールした。猪熊文子センター長は「授乳などで気軽に使い、母親同士のコミュニケーションも深めて」と願った。 赤ちゃんの駅は市立中央図書館、徳山保健センター、ゆめプラザ熊毛など市立施設33カ所と県周南総合庁舎、周南児童相談所の県立施設2カ所。赤ちゃんのイラストや「BABY STATION」の表記が入った赤い縁取りの円形シール(直径約30センチ)を張って場所を知らせる。 準駅は中央地区公民館などすべて市立の施設。緑で縁取ったシールを張る。 市こども家庭課によると、県内の市町で授乳やおむつ替えに利用できる場所を公的にPRするのは初めて。(山瀬隆弘)
【関連記事】 (2010.9.2)
|