「ひろしま国」は、5日に廿日市市のちゅーピーパークで開かれた中国新聞ちゅーピーまつりに初出展しました。訪れた人たちは、紙面パネルの見学のほか、原爆の基礎知識を問う「ヒロシマ検定」に挑戦。「平和かるた」の字句を熱心に考えたり、東日本大震災の被災地に送るメッセージフラッグに寄せ書きしたりしていました。ひろしま国の活動報告会「ひろしま国のひみつ」では、ジュニアライターが、取材の裏話やこれからの意気込みを話しました。
ひろしま国の活動について説明するジュニアライター(撮影・中1松尾敢太郎) |
報告会「ひろしま国のひみつ」では、模擬取材の実演などジュニアライターが活動について説明した後、取材でのエピソードを披露。ラフな格好で行って恥ずかしい思いをした経験や、取材相手が約束の時間に現れずに戸惑ったことを話しました。また、広島県知事の湯崎英彦さんの携帯電話の待ち受け画面が、知事の次女の写真だった秘話を明かした人もいました。
これからの活動については、「子ども関係の問題をもっと取り上げたい」「新エネルギーについてやりたい」といった意見が出ました。会場から出た「今一番取材したい人は」との質問には「野田佳彦首相に平和についての考えを聞きたい」と答えていました。
最後に開いた平和かるた大会には、会場から12人が参加。熱心に絵札を探していました。
東日本大震災に遭った子どもたちに向け、来場者から応援メッセージを募りました。縦118センチ、横170センチのピンクの布を用意し、来場者に自由に書いてもらいました。
夫婦や家族連れたちは、「みんな仲間だ」「一人じゃないよ」「かつて広島も頑張った。一緒に頑張ろう」などと、真剣な表情で書いていました。
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平和かるたの字札も 平和をテーマにしたかるたの字札も募集しました。7歳から70歳までの19人がそれぞれの思いを言葉にしていました。(高2・野中蓮、高1・井口優香) | |||||||||||
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この項目は、高2・畦池沙也加、熊谷香奈、野中蓮、高1・秋山順一、井口優香、石本真里奈、坂田弥優、城本ありさ、田中壮卓、中3・坂本真子、末本雄祐、中2・井口雄司、中1・松尾敢太郎が担当しました。
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