1945年8月6日、世界で初めて広島に原爆が投下されました。それから60年以上が過ぎました。現在、被爆者の平均年齢は約80歳になろうとしています。その体験を直接聞ける最後の世代である子どもたちが今、「命の大切さ」「平和に生きること」をしっかり考えよう、との思いを紡ぐため、「ひろしま国 10代がつくる平和新聞」は2007年1月、表裏2ページで、中国新聞朝刊に挟み込む形でスタートしました。 8月6日に平和記念公園(広島市中区)を訪れた人たちへのアンケート、APECジュニア会議の開催、国連の潘基文事務総長や映画監督の宮崎駿さん、聖路加国際病院の日野原重明理事長へのインタビュー、新聞博物館(横浜市)での特別展示会、書籍の発行、DVDの制作、小学5年「社会科」教科書への掲載…。2012年2月までの5年余りの間、小学5年から高校3年まで公募で選ばれた計63人のジュニアライターがさまざまな活動に取り組み、月2回の連載は、107号でフィナーレを迎えました。 ジュニアライターは、これからも形を変えて活動を続けていきます。またお会いしましょう。 |
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ジュニアライターの現在の活動
毎週月曜日の中国新聞朝刊「平和のページ」で
●平和活動や国際交流グループや学校を取材、紹介する「ジュニアライター通信」を掲載。
●被爆者の体験を聴く「記憶を受け継ぐ」を担当。
●戦争や原爆、当時の広島に関する用語集「学ぼうヒロシマ」。
問い合わせやDVD「ひろしま国へようこそ」申し込み、感想はこちらへ。
ひろしま国は子どもたちが生きる希望にあふれた仮想の国です。国境はありません。公募したジュニアライターが、平和に生きることをテーマに取材・執筆をしました。 これからもジュニアライターは、平和に生きることをテーマに取材、活動をしていきます。 編集部:電話082(236)2714 |