広島県内 2年連続でマイナス 広島県教委と県私立中学高校協会は13日、来春の高校の入学定員を発表した。公、私立を合わせた総定員は2万5817人。前年度に比べて165人減となった。総定員の減少は2年連続。 公立の総定員は1万7332人で106人減。全日制本校87校は1万6960人(前年度比80人減)で、廿日市の普通科と福山工業の電子機械科が1学級ずつ増え、安西と賀茂、神辺旭で普通科が1学級ずつ減る。福山工業は工業化学科と染織システム科を定員計40人で一括募集する。 学科別では普通科は80人減の1万800人で、農業、工業、商業など他の9学科は据え置く。定時制21校の26学級と通信制2校の定員も増減はない。 私立の全日制36校の定員は8485人(同59人減)。併設中学から進学見込みの生徒数を差し引いた一般募集は5791人(同66人減)となる。 如水館、銀河学院、近大福山、鈴峯女子、武田、近大東広島、安田女子、修道、三育の9校で計118人減り、城北、崇徳、山陽女学園、盈進の4校で計52人増える。 また県教委は、志願者が増加している福山北特別支援学校高等部普通科の職業コースの定員を、現行の1学級8人から2学級16人に倍増させる。(門脇正樹) (2013.9.14)
|