全日制80人減 浜田商が1学級減 島根県教委と県私立中学高校連盟は6日、来春の高校の入学定員を発表した。来春の県内中学の卒業者見込みが、過去最少の6518人(今春比75人減)となることから、県立全日制では2校で各1学級40人減らすため、総定員は今春より80人少ない5520人となる。 横田(奥出雲町)が4学級から3学級に、浜田商(浜田市)商業科が2学級から1学級になる。 横田の2013年度の定員充足率は68・8%で、2年度連続で40人以上の欠員が出ていた。奥出雲町の来春の卒業者数は27人減の121人になる見込み。 浜田商の13年度の定員充足率は78・3%で、浜田(同市)の94・2%に比べて低かった。県教委は「志望状況などを考慮した」とした。 私立は、県内生徒の入学定員は10校全体で4人減。内訳では、県東部の6校で9人増、西部の4校で13人減だった。 県立高の一般入試は14年3月6日、合格発表は同中旬を予定している。(明知隼二) (2013.9.7)
|