中国新聞


尾道・山波小「ユネスコスクール」認定
環境学習で評価


   

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稲田会長(左)からプレートを受け取る内海校長

 尾道市の山波小が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「ユネスコスクール」に登録され5日、同校で認定プレートの授与式があった。環境学習のほか、地域の伝統行事に参加したり、特産のかんきつ類の栽培方法を生産者から聞いたりする活動が評価された。市内では尾道北高に次いで2校目。

 尾道ユネスコ協会の稲田全示会長が内海雅文校長にプレートを手渡した。稲田会長は「歴史文化を今後も継承してほしい」と激励。内海校長は「地域の支援のおかげ。今後も児童の考える力を伸ばしたい」と応えた。

 ユネスコスクールは異文化理解や環境問題など地球規模の問題に対処できる教育を目指す。認定されると、各国の取り組みを紹介した情報誌が送られる。国内には現在、583校あり、広島県内では同小を含め26の小中学校、高校が認定されている。(鈴木大介)

(2013.9.6)


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