府中市教委 府中市教委は20日、小中学校ごとに教職員たちでつくる不祥事防止委員会の委員を対象にした初めての研修会を開いた。市内の元小学教諭が合成麻薬を輸入したとして起訴されたのを受け、委員の服務意識の徹底を図るのが狙い。 市保健福祉総合センターであり、12校から56人が参加。講師の福山大人間文化学部の平伸二教授(犯罪心理学)は今回の合成麻薬輸入事件について、想定外の不祥事と指摘。「再発の防止だけでなく、起きない環境づくりが重要。そのためには、仕事を通して周囲から尊敬を集め、誇りが得られるようにしたい」と訴えた。 委員会は研修を中心とした服務意識の浸透を図ったり、不祥事と思われる事案について協議したりしている。(筒井晴信) (2013.8.21)
|