中国新聞


議員と芸人で子育て議論
永田町でイクメンサミット


   

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男性の育児参加の在り方を議論するパネリストたち

 「イクメンサミットin永田町」が12日、国会内であった。民主党の柚木道義衆院議員(比例中国)たちが共同座長を務める超党派のイクメン議員連盟の主催。子育て中の国会議員やNPO法人代表、タレントが男性の育児参加の在り方を話し合った。

 約200人が参加。パネル討論では、共催のNPO法人ファザーリング・ジャパン(東京)の吉田大樹代表理事やお笑い芸人のワッキーさん、厚生労働省社会・援護局の村木厚子局長たち12人が体験談などを披露した。

 吉田代表理事は「子育てに積極的に参加すれば人生観が変わる」と指摘。ワッキーさんは「部分的な育児参加では駄目。没頭してこそ楽しさも苦しさも分かる」と男性の育児休業取得率アップの重要性を訴えた。

 田村憲久厚労相、森雅子女性活力・子育て支援担当相も出席。議連メンバーは、育休取得率を3割に引き上げることなどを盛り込んだ要望書を両大臣に手渡した。

 共同座長の一人、公明党の谷合正明参院議員(比例代表)は終了後、「イクメンを死語にするぐらい、男性の育児参加を当たり前にしたい」と強調した。(藤村潤平)

(2013.6.13)


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