158カ所を掲載
広島市は、小学生が登下校時に交通事故に遭う恐れがある通学路の危険箇所を市のホームページ(HP)に載せ、注意を促し始めた。58校区の計158カ所を地図と写真で説明。安全対策の実施状況も報告している。 市は昨年9月に安全対策が必要な危険箇所を発表。このうち121カ所はことし3月末までに、路側帯の設置や保護者たちによる見守り活動の開始などの対策が実施された。HPでは、その状況も報告する。 亀山小(安佐北区)の場合、「歩道が狭い」「見通しが悪い」など8カ所の危険箇所をHPで紹介。うち4カ所は、横断歩道の塗り直しや水路への転落防止柵の補修などの安全対策が実施されたことを報告する。 昨年4月に京都府亀岡市で通学途中の小学生たち10人が死傷した交通事故を受け、国は全国の自治体や警察に危険場所のマップづくりを求めていた。 広島市HPを開き、検索欄に「通学路の交通安全」と入力する。(山本乃輔) (2013.5.1)
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