看護師増へ復職支援
三次市立三次中央病院(東酒屋町)は1日、院内保育所「さくらんぼ」を開いた。入院患者7人に対し、病棟看護師1人を配置する診療体制「7対1」の2013年度中の達成を目指す中、出産や育児で職場を離れている看護師たちの復職につなげる狙い。 保育所は、これまで発熱外来の診察室だった2部屋計約100平方メートルを使う。職員の子どもを対象に、0歳から3歳までを預かる。定員は19人で、延長保育を含めて午前7時半から午後7時半まで。社会福祉法人幸会(畠敷町)が業務委託を受け、保育士4人を配置する。 看護師の森真貴さん(36)はこの日から長女(1)を預け、病棟での勤務に復帰した。「保育所ができて早く復帰できた。職場からすぐに来ることができるし、病院内にあるのでいざという時も安心」と喜ぶ。 中西敏夫院長は「職員が安心して働ける環境づくりにつなげたい」と話している。(馬上稔子) (2013.4.2)
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