発達に課題のある子どもを支援するNPO法人コミュニティリーダーひゅーるぽんが、広島市安佐南区川内に建設していた新たな拠点施設が完成した。19日、お披露目イベントを開いた。 新拠点は木造2階建て延べ約460平方メートル。利用者は2〜18歳で遊びや勉強、自立訓練の部屋などを備える。これまでの施設が手狭になり、昨年9月に着工した。建設費は約8千万円。寄付や国の融資などを充てた。 この日は寄付した市民や地域住民が新拠点を見学。利用する子どもたちが歌や踊りを披露し、もてなした。 同法人は4月から、新拠点を児童発達支援センターにすることを目指し、市と協議している。川口隆司理事長(51)は「家庭、学校に加えたもう一つの場として、子どもの成長を支えたい」と話していた。(山本和明) (2013.1.20)
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