尾道市教委と中国新聞社が協定締結
尾道市教委と中国新聞社は30日、小中学校での新聞記事の活用に関する協定を結んだ。中国新聞の記事が出典を明示すれば授業などで二次利用できる。授業や研修への記者の派遣も盛り込んでいる。 同市久保の市教育会館で、半田光行教育長と中国新聞備後本社の兼重収代表が協定書に調印した。半田教育長は「文字文化を毎日発信する新聞を通じて、情報を活用し、判断する力を持った子どもを育てたい」と述べた。 市立の31小学校と18中学校が対象。協定では、授業での活用に加え、「中国新聞掲載」と明記すれば、記事を校内掲示や学級通信、教員研修会などにも使用できる。 新聞の教材活用を盛り込んだ新学習指導要領は4月から小学校で始まり、中学校は2012年度に導入される。(小林正明) (2011.8.31)
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