保育園児1人が死亡した2009年8月の日原小でのプール事故を受け、島根県津和野町は、町職員が策定した事故防止マニュアルを外部コンサルタントの視点を取り入れて見直す。22日開会の町議会定例会に提案する一般会計補正予算案に、委託料約270万円を盛り込んだ。 町は10年5月、マニュアルを策定。3人以上での監視▽自動体外式除細動器(AED)など救護用具の位置確認―などを規定した。 マニュアルの実効性を高めるため、危機管理に詳しいコンサルタント業者に見直しを委託する。保育士への研修も予定する。長嶺常盤副町長は「痛ましい事故を繰り返さないために、十分な態勢を取りたい」と話している。(石川昌義) (2011.6.19)
|