中国新聞


赤ちゃんの駅 山口にも登場
市、民間21施設登録


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赤ちゃんの駅のPRステッカーを休憩室の入り口に掲げる高橋さん(左)と吉田副市長

 山口市は、授乳やおむつ交換などができる民間21施設を「赤ちゃんの駅」として登録し、1日、PRを始めた。登録施設の増加や周知を図り、子育て環境の充実を目指す。

 授乳か、おむつ交換用のスペースがある▽ミルク用のお湯を提供している―のいずれかが登録の要件。山口井筒屋、サンパークあじす、フジグラン山口などデパートや大型商業施設のほか、和菓子店「豆子郎」などが登録されている。

 1日は山口井筒屋を吉田正治副市長が訪問。4階の子供服売り場併設の赤ちゃんの休憩室で、従業員の高橋幸恵さん(33)と、入り口にシンボルマーク入りのステッカーを掲げた。「この輪が広がってほしい」と吉田副市長。同店は正面玄関にのぼりを掲げるなどしてPRするという。

 市こども家庭課によると同様の制度は周南市が9月に導入。宇部市と下関市も本年度内に始める予定という。(石井雄一)

(2010.12.2)

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