広島市教委 南区で「子ども食育会議」 推進計画にアイデア反映
広島市教委は5日、小学生が日々の食生活を考える「子ども食育会議」を南区役所別館で開き、児童が給食の食べ残しを無くすアイデアなどを披露した。市は、年度内にまとめる市食育推進計画に反映させる。 推進計画を審議する市食育推進会議の委員8人を前に、南区の比治山小、皆実小の6年生計8人が意見を発表した。 比治山小の佐藤佑太君(12)は、家族で囲む食事の楽しさを例に挙げ「学校でもいろんなクラスの友達と給食を食べる仕組みを作ってほしい」と要望。皆実小の橋本尚樹君(12)は「給食の完食を目指す大会を開き、優秀な学校には、地場産物の特別な給食を出したらいい」と提案した。 市教委の長谷冨美食育担当課長は「子どもたちの面白い意見を、できるだけ推進計画に生かしたい」としている。(野田華奈子) (2010.10.6)
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