中国新聞


小児救急 正しい利用を
備北保健対策協 チラシを作成
HPや窓口紹介


photo
小児救急医療の利用方法を記したチラシ

 小児救急医療の正しい利用を市民に呼び掛けるチラシを、三次、庄原両市の医師や行政機関でつくる備北地域保健対策協議会が作った。医師の過重労働が問題になる中、安易な利用を避けるため、日常と救急時の心構えを説明している。

 B4判。子どもがかかりやすい病気や、受診が必要な状態かどうか、見極めるのに参考になるホームページ(HP)や電話窓口を紹介。救急でない限り、受診前に電話して待ち時間を確認するなど、利用方法を示している。

 診察時に窓口で伝えるべき内容や持参する物も列記している。

 千部作成し、両市の子育てサークルや保育所、幼稚園などを通じて配る。事務局を務める県北部保健所保健課は「見えるところに置いて、日ごろから役立ててほしい」としている。保健課Tel0824(63)5181内線3345。(見田崇志)

(2009.4.29)

【関連記事】
地域医療へ市民提言 山口県内、勉強会など動き広がる (2008.6.14)



子育てのページTOPへ