島根県教委、対応マニュアル 発生時 休校や出席停止 島根県教委は、発生への懸念が高まる新型インフルエンザへの公立学校などの対応マニュアルをまとめた。県内で発生した段階で、市町村教委に要請するなどし、小中高校や関係施設を臨時休校・休館とする。危機管理組織や連絡体制の整備など事前準備も盛り込んだ。 国内発生を確認した時点の対策として、県外での修学旅行の中止や感染が疑われる児童生徒の出席停止などを明示。県内に及んだ段階で、感染拡大防止のため臨時休校・休館とする、とした。臨時休校中はファクスやメールを利用した家庭での自習を基本としつつ、各校に電話相談窓口を設置するなど教育機会の確保を図る。 事前準備として、情報収集や医療機関との対応に当たる担当者を選任し、教職員、保護者との緊急連絡体制を整えるなど対応を列挙。マスクなど学校に求められる備蓄品も例示。各校ごとの具体的マニュアル作りも求めた。 県教委は四月初めにかけ、県立学校や県立教育施設、市町村教委に対し、マニュアルの周知徹底を図る。(和田木健史) (2009.3.26)
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