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中学の９割禁止 山口県教委公立校調査 小学は５割 山口県教委は十五日、携帯電話の校内への持ち込みを校則などで原則禁止する規定を設けている公立学校が、小学校で約五割、中学校では約九割との調査結果を県議会文教警察委員会で明らかにした。 県教委学校安全・体育課によると、県内の公立の小学校三百三十校と中学校百六十四校を対象に十一月に調査。原則禁止を定めている学校の具体的な数字は公表していないが、ほとんどの学校が特例を設けていた。塾の行き帰りや遠距離通学の安全確保などで、保護者が申し出ると、学校長が許可しているという。 県教委として統一禁止ルールを定めるよう求めた委員の意見に対しては、塚田拓司学校安全管理監は「地域の実態や保護者の意向を踏まえ、各学校で判断すべき」と否定した。 ただ、禁止規定がない学校も本年度中に規定を設けるという。（石井雄一） (2008.12.16)
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