尾道みつぎ病院新たに医師確保 尾道市公立みつぎ総合病院(御調町、二百四十床)は十一日までに、四月から中止していた分娩(ぶんべん)業務を九月一日から再開することを決めた。新たに産婦人科医師一人の着任が決まり、二人態勢になったため。 病院によると、着任するのは和歌山県の新宮市立医療センターに七月末まで勤めていた高山保守医師(63)。高山医師が、広島県内に勤務する意向がある医師らと医療機関の仲介をする県の「ふるさとドクターネット広島」に登録していたため、着任に結びついた。 同病院は「医師一人では安全な分娩ができない」との理由で業務を中止してきた。九月からは産婦人科医師二人による二十四時間態勢で、分娩業務を続ける。(榎本直樹)
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