東広島の財団法人 財団法人嘉登屋(かどや)記念事業団(東広島市)が7日、東広島市内の21小学校に図書4502冊(840万円相当)を寄贈した。西条町の郷田地域センターで受納式があった。 高畦(たかあぜ)和博理事長(86)が木村清教育長に目録を手渡し、「子どもたちが目を輝かせながら本を読んでいる姿を想像し、うれしく思っている」とあいさつ。各校の校長も出席し、本を受け取った。 事業団は、白牡丹酒造(同市)が1975年に地域貢献のため設立した。嘉登屋は創業時の屋号。市内の小中学校に図書を贈り続け、今回で計8万3124冊、1億8900万円余りとなった。 (2013.11.8)
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