山口県教委、策定へ対策会議 山口県教委は、文部科学省が11日にいじめ防止基本方針を策定したのを受け、県いじめ防止基本方針の策定に着手する。策定のため、大学教授や県警幹部でつくる対策会議を設置。24日の教育委員会会議で明らかにした。 県いじめ問題対策会議は、山口大教育学部教授や県警少年課長、児童相談所長たち25人程度の委員を想定。11月に初会合を開き、いじめ防止や早期発見、対処などについて検討する。 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への書き込みによるいじめなどにも対応するため、インターネット専門家や弁護士からの意見聴取も予定。年度内の方針とりまとめを目指す。 9月に施行されたいじめ防止対策推進法は、国と学校にいじめ防止基本方針策定を義務付け、県や市町には方針策定を努力義務としている。県教委は市町にも策定を働きかける。県教委学校安全・体育課は「県内の実情に合った方針を策定したい」としている。(藤田龍治) (2013.10.25)
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