大田市、U・Iターン促す 大田市は今月から、子ども向け医療費の助成を拡大し、島根県内8市で初めて中学3年まで無料化した。これまでは3歳までが無料だった。子育て世代のU・Iターンを促す狙い。 千〜2千円を超えた部分を補助していた入院、通院費と医薬品代の自己負担分を無料化した。対象は約3500人を見込み、本年度一般会計当初予算に700万円を盛り込んでいる。 市は3月、新たな定住促進ビジョンをまとめ、2018年3月末までの5年間で毎年200人のU・Iターン者取り込みを目標に掲げている。健康保険年金課は「人口が減る中、子育て支援に力を入れて定住者を増やしたい」としている。 県健康推進課によると、県内では邑南、美郷両町など7町村が同様に中学3年までの医療費を無料化している。(黒田健太郎) (2013.10.23)
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