14年度岡山県立高 2月に特別入試 岡山県教委は18日、2014年度の県立高の募集定員を発表した。全日制50校の総定員は13年度と同数の1万2290人。井笠地域の高校の定員に増減はなかった。全日制41校は新たに3月の一般入試より早い2月に特別入試をする。 学科別で定員の変更はなく普通科が6140人で最多。工業科1835人▽商業科1720人▽農業科685人▽総合学科550人―などだった。来春の県内の中学卒業見込み者数は今春比75人多い1万9190人。県教委は、卒業見込み者数や進学希望者数などを勘案し定員を決めた。 特別入試は14年2月13、14日にする。これまで実技や面接などで合否を決める自己推薦入試を2月上旬にしていたが、早く進路が決まった生徒の学力定着に課題があるとして県教委が13年度を最後に廃止。国語、数学、英語の試験と面接や実技などをする特別入試の導入を決めた。 井笠地域では、笠岡工の電子機械、電気情報、環境土木▽笠岡商の商業、情報処理▽井原の普通、園芸、家政▽鴨方の総合▽矢掛の普通、地域ビジネス―の5校11科が定員の30〜50%を特別入試で募集する。 一般入試はT期が14年3月12、13日、U期が3月27日にある。(永山啓一) (2013.10.19)
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