広島市が「自転車免許証」
▽広島市立小の3年生対象 広島市は本年度、子どもの自転車マナーの定着に向けて市立小全143校の3年生を対象に自転車教室を開き、安全運転の講習を受けた児童に自転車の運転免許証を配布する取り組みを始めた。4年生時には更新の再テストがある。 「LICENSE(免許)」と書かれた免許証はカードサイズ。「暗くなったらライトをつける」「信号を守る」などの交通ルールが記してあり、名前は自分で書き込む。 市立小の3年生は原則、1時間程度の自転車教室に参加する。地区交通安全協会などの指導員から交通ルールと実技を教わり、筆記テストを受ける。必要に応じて追加指導もある。4年生になると再び筆記テストを受け、学んだルールを再確認する。 市自転車都市づくり推進課によると、市内では10歳以上から自転車による交通事故が目立ち始めるという。同課は「早い段階でルールを教え、自転車による事故を減らしたい」としている。(加納亜弥) (2013.10.10)
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