広島県教委は7日、庄原市の庄原特別支援学校が、修学旅行の際に高等部2年生から預かった保険証と療育手帳の写し各1枚を紛失した、と発表した。 県教委によると、2年生26人から集めたA5判の写しのうちの1人分。9月18〜20日に福岡、長崎両県を訪れた修学旅行で、体調を崩した際の診療や施設入場料の割引などに使うため保護者から提出を受け、引率の教諭2人が保管していた。 今月1日、返却の準備で確認した際、紛失に気付いた。同校は3日、生徒とその保護者に謝罪。4日には全校の保護者向けの説明会を開いた。東内桂子校長は「管理ミスで申し訳ない」と陳謝。県教委は「個人情報を校外へ持ち出す際の管理体制を徹底したい」としている。 (2013.10.8)
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