東広島に「会議」
大学生のボランティア参加を支援するため、東広島市社会福祉協議会は26日、市内の3大学や市などと協力して「学生ボランティア応援会議」を設立した。 同市西条町の市総合福祉センターであった初会合では、広島大、広島国際大、近畿大工学部の担当者が現状や問題点を説明。「学生は実験や実習が忙しく、参加はまとまった休みに限られる」「単なる労働力の提供でなく、学生の糧となるような活動を紹介したいが選別が難しい」などと話した。 また「長期的な情報をもらえると学生が計画を立てやすい」「活動証明書を発行してほしい」などの要望もあった。 今後はボランティアのニーズがどこにあるかといった情報提供の方法などを意見交換しながら決めていく。地域住民と学生との交流会も検討している。 広島県社協が進める若い世代の担い手づくり事業の一環。県内では本年度、廿日市市社協も同様の取り組みを始めた。(安道啓子) (2013.9.27)
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