福山市東村町の福山大で20日、工学部新棟の完成式があった。関係者約30人が出席。松田文子学長たちがテープカットして祝った。 鉄筋3階建て延べ7832平方メートル。実験室や講義室、研究室などがあり、学生や教員の交流を促すよう間仕切りや壁を極力減らしたのが特徴。地域住民や企業関係者が自由に集まり議論できるスペースもある。 屋上に太陽光パネル154枚と風車3基を設けて発電し、電力の一部をまかなう。工事費は約14億円。4学科の学生、大学院生計548人が24日から利用する。 松田学長は「新棟を活用していろいろな人と交流を深め、自ら課題を発掘する学生を育てたい」と話した。(渡部公揮) (2013.9.21)
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