中国新聞


三原市、体育館に冷暖房導入
リージョンプラザ 大会誘致目指す


 三原市は来年6月までに、同市円一町の三原リージョンプラザの体育館に冷暖房設備や発光ダイオード(LED)照明を導入する。設備の充実で、来年4月に隣にオープンする武道館などと一体的な利用を促し、大規模大会の誘致を目指す。

 同施設は1984年完成。市スポーツ振興課によると、主体育館と副体育館には空調機器がない上、水銀灯の照明を使っているため、利用者から夏場は室温が高く利用しにくいとの声が寄せられていた。今夏には、体育館の屋根に遮熱塗装も施した。

 冷暖房の使用は有料制。併せて老朽化している約200台分の駐輪場も一新する。

 総事業費は約1億8300万円。うち約1億6300万円は国の「地域の元気臨時交付金」を充てる。関連費を盛り込んだ一般会計補正予算案を9日開会の市議会定例会に提案する。(鴻池尚)

(2013.9.6)


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