山口市初、名田島住民が運営
山口市名田島地区の共働き家庭などの児童を夕方まで預かる放課後児童クラブ「にこにこ学級」が名田島幼稚園にでき、8日、開所式があった。公立幼稚園を使う児童クラブ開設は同市で初めて。 地域住民でつくる名田島児童クラブ運営協議会(藤山光美会長)が市の委託を受けて運営。同園の遊戯室を使い平日は放課後から午後6時まで、土曜は午前8時半〜午後6時に開き、4人の指導員のうち2人が常駐する。 市内の他の児童クラブは小学校敷地内の専用施設などに開いているが、同園は名田島小に隣接して安全で、既存施設活用の観点から初めて幼稚園に開設。同小1〜4年の8人が入り市内で41学級目の児童クラブとなった。 式には児童や保護者約50人が出席。4年田中暢さん(9)は「できたばかり、ほやほやの学級でうれしい」と笑顔。母の未麻さん(34)は「共働きで今までは交代で家にいたが、これからは助かる」と話していた。(藤田龍治) (2013.4.9)
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