中国新聞


千代田運動公園内に温水プール
14年供用開始、小中学の授業でも


   

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 広島県北広島町は同町初の屋内温水プールを、壬生の千代田運動公園内に整備する計画を立てている。冬場も含めた町民の健康づくりに役立て、近隣の小中学校が授業で使う。総事業費4億円。2014年の供用開始を目指す。

 計画では、同公園の体育館北側の敷地約1200平方メートルに建設する。7コースの25メートルプールと補助プール(縦10メートル、横5メートル)を備え、年間延べ2万600人の利用を見込む。

 千代田地域には、同町有田に1971年建設の千代田プールがある。だが、老朽化し、周辺の道路改良に伴う移転が必要となった。近隣の八重東小、千代田中にはプールがなく、壬生小もプールをなくすため、この3校も新しいプールを使う。

 町は、05年の旧4町合併時の計画に八重東小のプール建設を盛り込んだ。10年の事業仕分けで、学校単独のプール建設を見直すべきとの意見があり、町は利用対象者を広げた現計画に練り直した。

 事業費の半分は国の補助を充てる方針。町は設計、造成費の4千万円を計上した12年度一般会計当初予算案を開会中の町議会に提案している。(畑山尚史)

(2012.3.14)


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