来春卒業の学生を調査 中国銀行3位に転落 来春卒業する大学生(短大含む)と専門学校生を対象にした就職先人気ランキング調査で、昨年4位だったドラッグストア展開のザグザグ(岡山市中区)が初めて首位を獲得した。昨年1位だった中国銀行(北区)は3位に転落した。 ザグザグが1位になった理由について、調査した就職サイト運営会社ビザビリレーションズ(同)は「多くの学生が投票理由に知名度の高さを挙げており、積極的なPR展開が大きく影響した」と分析している。 一方、中国銀行の首位陥落は、調査期間とトレハロースなど製造の林原(同)の経営破綻問題の時期が重なったことなどが影響したとみられる。 同じ金融のトマト銀行(同)は昨年6位から5位に浮上。百貨店の天満屋(同)は昨年5位から6位に順位を下げた。男女別では男性1位が両備システムズ(南区)、女性1位はザグザグだった。 企業を選んだ理由では「知名度が高い」が1位。「地域に密着している」が2位、「社風が魅力的である」が3位だった。 調査は昨年12月から今年4月17日まで県内で就職を希望する820人を対象に実施したアンケートに基づき集計した。(中島大) (2011.5.31)
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