中国新聞


大津緑洋高が開校
大津・日置農・水産が統合
1期生216人入学


   

photo
大津緑洋高の看板を除幕する二井知事(左から3人目)や原田校長(右端)、生徒たち

 長門市の大津、日置農、水産の3高を統合し、新設された大津緑洋高の開校式と入学式が8日、長門市仙崎のルネッサながとであった。1期生となる新入生、3高の2、3年生、保護者たち計約1100人が出席した。

 新入生216人は新しい制服を着て、緊張した面持ちで式に臨んだ。二井関成知事が原田剛校長に校旗を授与した後、「普通科と農業系、水産系の学科をもつ全国でも類を見ない教育機能を生かし、魅力ある学校づくりを推進する」と述べた。

 新入生代表の普通科の薮木真子さん(15)が「3校の伝統を受け継ぎ、新たな礎を築いていく」と誓った。二井知事や原田校長、生徒代表たちが新校名の看板を除幕した。

 大津緑洋高は、3高の校舎を大津校舎、日置校舎、水産校舎として利用する。定員は普通科120人、生物生産、生活科学、海洋技術、海洋科学の各科が30人。大津、日置農、水産3高は在校生が卒業する2012年度末で閉校となる。(山田英和)

(20114.9)


子育てのページTOPへ