広島市三滝少年自然の家 岩の間たくましく
広島市西区の市三滝少年自然の家が、施設内に自生しているシャシャンボを、合格祈願の新スポットとしてPRしている。岩の間から幹を伸ばす様子から「ど根性シャシャンボ」と名付けた。近く受験生向けに応援看板を取り付ける。 シャシャンボは高さ約2メートル。施設内の展望台近くにある。植えられた経緯は不明だが、2枚の岩を裂くような形でたくましく成長する姿が目を引く。応援看板には「苦しい中で力強く成長する姿が、心の支えになれば」などのメッセージを記す計画でいる。 職員の発案で、案内マップを作り、事務所で配布を始めた。妹尾謙一所長(60)は「見ているだけで力がわいてくる気持ちになる。多くの受験生が集う名所になれば」と期待している。(重田広志) (2011.1.22)
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