中国新聞


小中生堂々 市長に質問
福山で子ども議会


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小中学生の感性で羽田市長に質問をぶつけた子ども議会

 福山市の小中学生が議員を務める市子ども議会が31日、市議会議場であった。公募で選ばれた小学6年生から中学3年生までの44人が参加した。環境や読書推進、地産地消などの10分野で、羽田皓市長たちに質問や提案をぶつけた。

 鷹取中3年の浅野侑太君(15)=草戸町=たち5人は、図書館について、学校向けのお薦め本リスト作りや読み聞かせ活動の充実を提案。羽田市長から「リスト作りやイベント案内に取り組む」との答弁を引き出した。

 児童生徒の市政への関心を高める目的で、市が昨年から始めた。浅野君は「市民が考えて提案すれば市も動いてくれる。まちづくりの一員だと実感できた」と話していた。(武内宏介)


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