安芸高田市が規模適正化計画 来春から説明会 安芸高田市は24日、市内の小中学校の規模適正化推進計画を示した。2011年度から15年度にかけての5カ年計画で、市内13小学校を7校に、中学は6校を2校に集約する考え。年内に具体案をまとめ、来年4月から説明会に入る。地元合意を得て実施する方針。 計画では市内6町の小学校のうち、吉田の3校を2校にするほか、他の5町は各町1校に再編する。 市小中学校規模適正化推進本部の住民基本台帳に基づく試算によると、本年度1475人の市内の児童数は15年度には1329人と146人減。中学生も776人から751人と25人減る。 学校別では吉田町の吉田小と可愛小が増えるほかは11校で2〜34人減。中学校も吉田中と向原中を除く4校が4〜21人少なくなる。 推進本部の事務局である市教委は「小中学校の教育の充実や集団で行うスポーツ、音楽などを可能にするため、規模適正化を進めることにした」としている。(椎木一郎) (2010.9.25)
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