28日に式典と見学会 三次市
三次市が東酒屋町に建設していた新酒屋保育所が完成した。記念式典と保護者向け見学会を28日に開く。園児約90人が4月1日から通所を始める。現酒屋保育所は3月末で閉鎖する。 新しい保育所は昨年8月着工。敷地約8840平方メートルに、鉄筋平屋約1650平方メートルの保育所棟、約1800平方メートルの園庭を設けた。総事業費は約7億円。 保育室内の園児1人当たりの面積を国の基準より広くし、廊下の幅を2・5〜4メートルにするなど、ゆったりした空間に設計。保育室の園庭側の多くはガラス張りにした。 0〜2歳児の各部屋の床暖房と冷暖房に地中熱、給食調理室の電力に太陽光発電を使うなど、環境にも配慮した。 0〜5歳児を年齢別に部屋分けし、定員は140人。延長保育や病後児保育、一時預かりのほか、就園前の親子らが保育士の助言を得て遊ぶことができる、地域子育て支援センターも併設する。(桜井邦彦) (2010.3.25)
|