安芸太田町が来月
広島県安芸太田町は4月、町内2カ所目の認定こども園を戸河内地区に開設する。子どもの減少に伴い幼稚園を廃園にするなどして、幼保機能を併せ持つこども園に集約。多様化する保護者ニーズに対応していく。 町立とごうち保育園の園舎東側に126平方メートルの木造平屋を増築し、保育室と子育て支援センターの専用室を設ける。保育園はこども園に移行、近くの上殿幼稚園は廃園とし、地区の就学前児童の受け皿とする。名称を「認定こども園とごうち」とする。 3〜5歳児向けに教育と保育を一体化したカリキュラムを編成する。午前8時〜午後6の保育に加え、保護者が利用しやすいよう短時間保育(午前8時15分〜午後1時45分)もする。 町内の就学前児童は現在221人で、10年前と比べて約4割減った。一方で共働き家庭の増加などで柔軟な保育、幼児教育への要望も強まっている。 町は昨年、加計地区の幼稚園、保育所3施設を再編し、「加計認定こども園あさひ」を開設している。(有岡英俊) (2010.3.21)
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