久井にも「認定こども園」 三原市方針 13年度開園 中心部は3所で実施 三原市は19日、同市久井町の2保育所を統合して幼稚園機能を併せた「認定こども園」とし、2013年度にも開園させる方針を市議会全員協議会で示した。市中心部の3保育所も同時期から1カ所に統合。6月にまとめる予定の市立幼稚園・保育所適正配置等実施計画に盛り込む。 市の計画案では、久井町の久井、羽倉両保育所を統合。08年4月に開園した「大和こども園」に次ぐ、市内2カ所目の認定こども園として運営する。市中心部では港町、宮沖、和田の3保育所を統合し、新たな保育所を設置する。いずれも新施設の建設を検討する。 市は08年3月に策定した適正配置の基本方針で幼稚園、保育所の適正規模について、3歳児以上の学級、年齢ごとの幼児数を15人以上などと規定。統合による効率化を進める方針を打ち出していた。 今回は第1期の統合と位置付け、久井町に幼稚園がない▽市中心部の3保育所は近接し老朽化も進んでいる―ことなどから先行実施する考え。今後、保護者への説明会や施設建設予定地の選定などを進める。 市保健福祉部は第2期以降の統合について「市立小学校の統合計画などと連動させながら検討していく」としている。(金井淳一郎) (2010.2.20)
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