教室用タイマー 21日発売
競技用ボール製造のモルテン(広島市西区)は、学校関連用品の開発を強化している。21日には教室でテストの終了時などを知らせるタイマーを発売する。競技用品のノウハウを生かし、教育分野に力を入れる。 新開発のタイマー「デジタイマチャレンジ」は幅26・3センチ、高さ11・8センチ、奥行き4・6センチ。オレンジ色のデジタル表示で分と秒を示す。計算などのテストの際、事前にセットした時間が来ると電子音で知らせる。ストップウオッチ方式で経過時間を計ることもできる。 バスケットボール用などの競技向けタイマーを改良し、教室で使いやすいように小型・軽量化した。1台2万1千円。 昨年6月には、運動場に水でラインを引く「ウォーターペン」を発売した。消石灰を使わなくて済み、小学校などで好評という。人形の動きで立体的に戦術が理解できるバスケットボールの作戦盤も11月に発売し、小中学生たちを指導する際の利用を見込んでいる。 同社広報室は「学校現場では安全で便利な商品のニーズが高まっている。今後も画期的な製品を生み出したい」としている。(樋口浩二) (2010.1.15)
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