中国新聞


待機児童解消へ0歳児室
梅原保育園に新設 廿日市市


 廿日市市は、大野地域にある梅原保育園に0歳児保育室を新設する。来年4月から受け入れを始める予定で、市立保育園では8カ所目となる。待機児童の解消につなげる。

 保育園の余裕教室約50平方メートルを活用し、おむつの取り換え台や乳児用テーブルを整備する。来年4月から生後6カ月以上の乳児を受け入れ、定員は6人を予定している。整備費171万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を開会中の市議会定例会に提案している。

 市児童課によると、1日現在の市内の0歳児待機児童数は11人。地域別では廿日市6人、大野3人、佐伯2人。市は今後も、既存保育園の定員を増やすなどして待機児童の解消を図る。(山本秀人)

(2009.12.17)


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