庄原市方針 庄原市は7日、市議会全員協議会で東城町の市立内堀保育所を来年度から休所する方針を明らかにした。2008年度から大きく定員を下回り、運営費が年間約2千万円かかるため方針を固めた。 保育所の園児数は定員20人に対し、現在は6人。市は休所について市女性児童課は「子育て家庭が市街地に集中する傾向にある。保育には適度な集団生活が必要」と説明した。 休所後の編入先は、西に6キロ離れた私立小奴可保育所が最も近く、市は送迎バスのルートなど具体案を詰めるという。保育料の負担増はない。 市は6月から保護者や住民に説明会を実施している。10年度は小奴可保育所の移転や内堀小の休校もある。保護者や住民から「小奴可保育所の移転が終わってから、休所できないのか」「親が地域を離れ過疎が進むのでは」との声が出ている。 (2009.9.8)
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