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岡山県矢掛町が独自制度 本年度 １人３万６千円 岡山県矢掛町は２２日、国とは別に０〜２歳児を対象にした町独自の子育て応援特別手当を創設し、本年度は１人当たり３万６千円を支給すると決めた。力を入れる少子化対策の一環。独自の手当支給は珍しい。 国の２００９年版子育て応援特別手当は３〜５歳児が対象のため制度から漏れる乳幼児の保護者に同額を独自支給することにした。 １０月１日現在の町民世帯に限定し、本年度中に生まれるか、１、２歳の誕生日を迎える子ども全員に支給する。３５０人を想定し、合計支給額は１２６０万円を見込む。 ２２日の町議会臨時会に事務費を加えた事業費１２８９万円を含む本年度一般会計補正予算案を提案し、可決された。 山野通彦町長は「国の手当だけでは子育て支援策として不十分であり、独自に取り組むことにした」と提案理由を説明した。（杉本喜信） (2009.7.23)
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