尾道市、来月から計4回 出産前後の不安解消へ
尾道市は7月から妊婦と子育て中の親が一緒に育児を学ぶ講座を開催する。出産前後で二つの課が担当する講座を合体させ、きめ細かな子育て支援をするのが狙い。(田儀慶樹) 講座は「パパ☆ママ準備スクール」の一環で、「妊婦さんと先輩ママと赤ちゃんとのふれあい編」。市内在住の妊婦(定員15人)と生後2〜4カ月の赤ちゃんを持つ親(同15組)が対象。東久保町のおのみち子育て支援センターで7月29日、10月28日、来年1月29日、3月24日の計4回開く。いずれも午後1時半から3時半。 参加者は、赤ちゃんに触れてコミュニケーションを深める「タッチケア」や、わらべ歌や体を使った遊び、絵本の読み聞かせの仕方などをセンター職員らから学ぶ。妊婦と「先輩ママ」の交流では、出産の体験談や赤ちゃんとの過ごし方をテーマに語り合う。 出産前後の市民講座は、妊娠中の食生活などを市健康推進課、出産後を子育て支援課所管の同センターが担当。講座を通じて情報共有も図る。 市は「妊婦の出産後の不安解消と、助言役となった親に育児への自信を持ってもらえれば」と相乗効果を期待している。 妊婦は健康推進課Tel0848(24)1960、赤ちゃんを持つ親は同支援センターTel0848(37)2409。 (2009.6.29)
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