中国新聞


給食費25―5円値上げ
今月から 三次市の小中27学校


 三次市の小中学校の約七割で、給食費を四月から、一食当たり二十五―五円値上げした。食材費高騰のためと説明している。

 値上げしたのは市内十三の給食調理場のうち八カ所と旧市の五中学校対象のデリバリー給食で、十六小学校と十一中学校が対象。小学校では二十―五円の値上げで一食二百四十―二百円。中学校では二十五―五円の値上げで一食二百七十―二百三十円となった。

 二〇〇五年度と比較し、牛乳が二百ミリリットル当たり約七円上昇するなど食材費が高騰。牛肉を鶏肉に変更したり、デザートを減らしたりして値段を抑えてきたが、栄養の確保が難しくなったという。

 市教委教育企画課は「給食費を上げない工夫をしてきたが追いつかなくなった。努力は今後も続けたい」としている。(余村泰樹)

(2009.4.27)


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