御調北・長江 1−4年後 園児増加見込めず 尾道市は十日、御調北と長江の市立二保育所を一―四年後に廃止する方針を市議会予算特別委員会で明らかにした。両保育所とも園児の減少が続き、今後も増加が見込めないのが理由としている。 御調町神の御調北保育所は二〇一〇年三月末に廃止を予定。園児は定員四十五人に対し三十三人(三月一日現在)で、一―二歳児と四―五歳児が混合クラスとなっている。廃止への対応として市は、御調地域に幼稚園がないことから、跡地に市内の学校法人が運営する私立幼稚園を誘致する計画などを挙げる。 東土堂町の長江保育所は一三年三月末に廃止する予定。園児は定員六十人に対し三十七人(同)で、四―五歳児が混合。保護者には約二キロ離れた北久保保育所など近隣二施設への転所を勧めるという。(田儀慶樹) (2009.3.11)
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