益田市教委が計画を策定 答申より3校減 益田市教委は二十二日、市議会文教厚生委員会調査会に、本年度から十年間で現在計三十一校の小中学校を十七校に統合する再編計画を報告した。 学識者らでつくる市立学校整備計画審議会が三月、答申した内容を踏まえて策定した。答申は複式学級の解消を提言し、再編の枠組みとして十九小学校を十二校、十二中学校を八校の計二十校に統合するとしていた。 市教委が二〇一八年度の児童・生徒数を推計したところ、答申の再編対象になっていない豊川、鎌手、戸田の三小学校が複式学級になる可能性が高いことが分かり、統合後の学校数は答申より三校減った。 教育総務課の林秀輔課長は「答申に沿った再編計画だが、結果的に統合する学校数では踏み込んだ内容になった」と説明した。本年度中に再編時期などを決める。 統合対象の枠組みは小学校が益田、真砂、豊川▽安田、鎌手▽桂平、美濃、戸田、中西、中西内田分校▽東仙道、都茂、二川▽匹見、道川。中学校が益田東、真砂▽東陽、鎌手▽西南、小野、中西。(岡本圭紀) (2008.10.23)
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