昨年度山口県内 割合1.25%で横ばい 文部科学省が全国の公立小中学校を対象にした二〇〇七年度の不登校調査によると、山口県内の不登校児童生徒数は千四百八十一人で、前年度に比べ十三人減少した。県教委は「児童生徒全体が減っており、(実質的には)横ばい」としている。 学校別では小学校が二百六十四人で四人増加、中学が千二百十七人で十七人減った。全児童生徒に占める割合は1・25%で、全国の1・20%を上回った。 また、県内二十市町のうち十二市町で増加し、最大で十五人増えた。半面、三十人減少したところもあったという。市町名は公表されていない。 県教委学校安全・体育課によると、不登校になった原因で最も多いのは友人関係のトラブル。同課は子どもの人間関係が希薄になっているとみている。(石井雄一) (2008.8.8)
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