山口県教委 公立高26校で10%以内 山口県教委は来年度から、公立高の普通科の学区外入学枠を現行の5%以内から10%以内に拡大する。生徒の選択肢を広げるためで、二十六校が対象になる。 県教委高校教育課によると、普通科三十九校に学区外枠を設定。英語、福祉コースの二校は30%、西京高は体育コースを除いて20%、単位制を取る十校は10%で、ほかの二十六校はこれまで5%だった。 今春の二〇〇八年度入試で、三校で学区外からの志願者が5%以上いた。加えて、五月に示した県立高校再編整備計画のうち学区外枠拡大を盛り込んだ二〇〇八〜一一年度計画案に対し、県民から「すぐにでも実施を」との意見が寄せられ、変更を決めた。(高橋清子) (2008.7.9)
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