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宇部市、母子手帳を「親子」に改称
宇部市は母子健康手帳の名称を「親子健康手帳」と改め、六月から交付を始めた。男性の積極的な子育て参加を促すのが狙いで、別枠で記入欄を設け、子育てのこつなども紹介している。県内で初の試みという。 手帳はＡ６判、百十五ページ。初めて子どもを抱いたり、風呂に入れたりした日の記入欄や、「首がすわってきたら、お父さんならではのダイナミックな遊びをしましょう」などのアドバイスもある。 おなかが圧迫されるので風呂掃除などは分担する▽お母さんのそばでたばこを吸わない―などの注意書きも。内容は、市の男性職員の意見を反映した。 同市の二〇〇六年の出生数は千四百五十三人。前年比で三人増えたが、微減傾向に大きな変化はない。市健康推進課は「手帳は小さな育児書のつもりで作った。父親が主体的に子育てにかかわるきっかけになれば」と話している。（桑田勇樹） (2008.6.8)
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